2009/11/02

イデオロギーの流行


ターゲットで見つけたこの絵が欲しい。


アメリカともあと3週間のお付き合い。
そんな俺は、毎日だらだらしてる。

近所のスーパーに買い物したり、
一日中ネットしたり、
ちょっと遠出して、
友達と晩飯食べにいったり、
それらのタイムスポットには、
必ずといって良いほど、
スターバックコーヒーがいる。

経済学入門のレポート書いていて、
「新自由主義」と「自由放任主義」のちがいが、
いまいちつかめない。
ブリタニカの百科事典で調べながら、
「鉄の女」と揶揄される、
イギリスのサッチャー元首相の経済政策は、
ただ単に租税負担構造を、
金持ちから貧乏人にシフトしただけだったと知った。

鉄の女首相も、
最後は人頭税を導入しようとして、
国民の反発をかい、
長期政権は終わりを告げる。

ケインズ的福祉国家も、
新自由主義を謳歌する国家も、
結局は長続きしない。
もともと、長続きする主義なんてものは存在しない。
ぐるぐる歴史の中でまわるだけ。

中曽根政権からの「新自由主義」が流行に流行って、
小泉政権では、もう民営化する分野がないから、
郵便局と高速道路を民営化して、
規制緩和による雇用の流動化に耐えられなくなって、
社会福祉重視の民主党が大勝して、
今は「経済」より「財政」が流行っている。
小泉政権も鳩山政権も、
国民が選んでる。

「だれがこんな国にした」
とか言う人いるけど、
「あなたですよ」
と言ってあげたい。

イデオロギーやポリシー、
その時代の流行というか、
求められているものはあるだろうけど、
中道で良いと思う。

ブッダが苦行も快楽も、
追求してはいけないと悟ったのと同じように。

いや、「見えざる手」によって、
無自覚なうちに僕らはバランスをとって、
案外、真ん中を探しているのかもね。

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